2011年 05月 27日
阪神教育闘争の聖地、現長田南小学校(当時神楽小学校)を訪問 #467 |
神戸市長田区にある現在の長田南小学校
JR新長田駅から沿線沿いに東に5分ほどゴムやケミカルの工場外を5分ほど歩くと長田南小学校に着く。
この道筋には、民団西神戸支部や総連西神戸支部があるという、つまり在日コリアンの生活を支える様々なものが見える場所にこの小学校配置する。
案内は、在日コリアン保護者の会金信鏞さん、聞き入っているのは、東日本大震災で全壊し、その再建のための募金活動を実施している「統一マダン神戸」のみなさんに感謝を伝えに神戸に来られた東北朝鮮初中級学校尹鐘哲校長(中央白シャツの男性)と韓国からのお客様。
この小学校の3階には、日本帝国時代から解放され、自分たちの子どもたちに、自分たちの言葉、自分たちの文化、そして自分たちは卑しい民族ではない!日本民族が自分たちを誇らしい民族だ子どもたちに教える棟に、朝鮮民側もまた誇りある民族なのだ!とその歴史を学ばせたいと願った親たちの師弟教育にかけたその叫びのような歴史資料が展示されている。
この学校は一時期ではあるが、日本の公立小学校=神楽小学校、そして建国小学校、朝鮮小学校の3つの学校があった。先進的な多文化、タ民族共生学校だったんだ!!と感慨深い。
この学校に#466で紹介した金慶海先生も通っていた。
by fmyykim
| 2011-05-27 22:57
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