2007年 09月 29日
「マイティハート 」アンジョリーナ・ジョリ主演 #222 |
2002年にパキスタンでイスラム過激派に誘拐され殺害された、ウォール・ストリート・ジャーナルの記者だった夫ダニエル・パール(アメリカ在住のユダヤ人)の思い出をマリアンヌ・パール(彼女も結構有名なフランスのジャーナリスト、キューバ・オランダの血をひくユダヤ人らしい人)が綴った手記「マイティ・ハート―新聞記者ダニエル・パールの勇気ある生と死」が原作、ブラッド・ピットプロデュース、アンジョリーナ・ジョリー主演の映画。
この映男をみて、どこの地域でも自分の信じる道を歩む。。。という自由があること。そしてそのどこの地域でも人間が人間らしく自由に生きてゆく道筋で「おかしい!」と心が感じたことは、どうしても従うわけには行かず、理不尽なことはおこった時、なぜそのようなことが起こるのか、どうしてこの状況が起こるのか、知りたい!伝えたい!と感じ行動する人は存在し、その自分が正しいと信じた道を歩む時、その歩みは暴力にも屈しない、止めることはできない、、ということを、これで何度目か・・・納得をした映画であった。
今世界では「人間が人間らしくそれぞれの心のままに生きる自由な権利」が蹂躙されている!そんな地域がどれほど存在することか!
人間が人間であるための尊厳を脅かすものに対して、死も恐れずに進んで行かざるを得ない「人間の求めてやまぬ、人間が人間らしく生きることへの強い心」
ミャンマーで起こっていることは、その一つであると思う。暴力や脅かしではけして止めることのできない、「人間の心」の強さ。
最愛の夫を殺されても尚マリアンヌはテレビのインタビューに答えて言う。
「テロリストは、最も残酷で卑劣な方法で夫を殺した。しかし私は報復はしない。彼らを憎むのは容易なこと。しかし憎めば、私も夫も彼らに負けたことになるからだ」
報復の連鎖!憎しみの連鎖を選択した政府首脳との違い!もちろんそんな気丈な彼女に避難を向けるジャーナリストも多数。しかし憎しみ・報復・復讐が何も生まないことは、世界の権力者の取ってきた放送で実証すみだ。
2001年9月11日の米東部同時多発テロを発端に勃発したテロ戦争にピリオドを打つのは本当に武力なのか、もっと別の選択肢があるのではないのか――最愛の夫をテロリストによって奪い去られたマリアンヌの、この真摯な問い掛け、たしか同じ9.11の被害者の妻も同様のことを言っていたように記憶する。
しかしだからといって暴力に虐げられている人々の惨劇を黙って見ていてよいのだろうか。。世界の一人ひとりが、暴力許すまじ!の声を上げれば、それは天の声になって世界を駆け巡るはず!
「ア・マイティ・ハート」の映画の中のマリアンヌは、愛する夫が囚われになり、叫び声を上げそうな恐怖の中で、必死にお経を詠んでいた。彼女が仏教徒であったこと。そのため私にとってはこのミャンマーの事態が尚更強く迫る。
この映男をみて、どこの地域でも自分の信じる道を歩む。。。という自由があること。そしてそのどこの地域でも人間が人間らしく自由に生きてゆく道筋で「おかしい!」と心が感じたことは、どうしても従うわけには行かず、理不尽なことはおこった時、なぜそのようなことが起こるのか、どうしてこの状況が起こるのか、知りたい!伝えたい!と感じ行動する人は存在し、その自分が正しいと信じた道を歩む時、その歩みは暴力にも屈しない、止めることはできない、、ということを、これで何度目か・・・納得をした映画であった。
今世界では「人間が人間らしくそれぞれの心のままに生きる自由な権利」が蹂躙されている!そんな地域がどれほど存在することか!
人間が人間であるための尊厳を脅かすものに対して、死も恐れずに進んで行かざるを得ない「人間の求めてやまぬ、人間が人間らしく生きることへの強い心」
ミャンマーで起こっていることは、その一つであると思う。暴力や脅かしではけして止めることのできない、「人間の心」の強さ。
最愛の夫を殺されても尚マリアンヌはテレビのインタビューに答えて言う。
「テロリストは、最も残酷で卑劣な方法で夫を殺した。しかし私は報復はしない。彼らを憎むのは容易なこと。しかし憎めば、私も夫も彼らに負けたことになるからだ」
報復の連鎖!憎しみの連鎖を選択した政府首脳との違い!もちろんそんな気丈な彼女に避難を向けるジャーナリストも多数。しかし憎しみ・報復・復讐が何も生まないことは、世界の権力者の取ってきた放送で実証すみだ。
2001年9月11日の米東部同時多発テロを発端に勃発したテロ戦争にピリオドを打つのは本当に武力なのか、もっと別の選択肢があるのではないのか――最愛の夫をテロリストによって奪い去られたマリアンヌの、この真摯な問い掛け、たしか同じ9.11の被害者の妻も同様のことを言っていたように記憶する。
しかしだからといって暴力に虐げられている人々の惨劇を黙って見ていてよいのだろうか。。世界の一人ひとりが、暴力許すまじ!の声を上げれば、それは天の声になって世界を駆け巡るはず!
「ア・マイティ・ハート」の映画の中のマリアンヌは、愛する夫が囚われになり、叫び声を上げそうな恐怖の中で、必死にお経を詠んでいた。彼女が仏教徒であったこと。そのため私にとってはこのミャンマーの事態が尚更強く迫る。
by fmyykim
| 2007-09-29 23:56
| エンターテイメント