2011年 07月 14日
2011年3月11日太平洋沖東北地方大地震 #470 |

3月11日の東北の地震以後、FMわぃわぃは大車輪で被災地への情報支援活動を行ってきた。
しかしこれは当たり前のこと!神戸の震災であんなにたくさんの人々に助けられ、そしてその後もいろ~~~んな方々の支援の中でここまでやってきたFMわぃわぃとしては、それは必然のことであるのだから。

カトリックのネットワークは、全世界に広がる。もちろん日本でも。FMわぃわぃは神戸長田のカトリックたかとり教会の敷地内にある。宗教としての場というだけではなく、そこは市民のいろんなネットワークの場、たかとりコミュニティセンターとして機能している。ひとつの大きなネットワークとしてカトリックの教会からのいろんな繋がりも構築されている。気仙沼教会もそのひとつ。ここでは被災したたくさんのフィリピン人の妻たちが心の癒しを求めてやってくる。ちょうどカトリックたかとり教会でのベトナム人たちのように。
そこで出合ったフィリピン人たちに「被災の思い」「今後の生活」などなどタガログ語で語る番組を制作してもらう予定。その番組制作の講習や機材を届けるために、この教会で出会うことになった。

翌日は宮古FMへ赴いた。一番最初の写真がその放送局。お訪ねする前にお昼ご飯を宮古の駅前で頂いた。
私の頼んだのは「海鮮丼」同行の大阪大学津田守先生は右の「焼ウニ丼」それぞれ¥1200
私の海鮮丼は、お刺身の下からまたまたお刺身、掘ってもほってもご飯が出てこな~~~~~いというくらいのすごい丼でした。宮古駅前に行かれたら絶対このお店へ!!!

次はその翌日の盛岡関前で。地域の笑顔さんの写真がいっぱい。この方はKINGof笑顔です。
この前日は「パフォーマンス」として有名なわんこそばやサンに行きました。
調度ボランティアにやって来ていた若者たちへの地元の若者たちからの歓送迎会として「わんこそば」をしていました。

訪問したのは6月27日ですが、、、、4月1日の統一地方選挙は実行することが出来ずそのままのポスター掲示板が、なんともいろんな思いを語りかけてくれます。

盛岡の国際交流協会。素晴らしいビルの中にあり、一瞬東京丸の内、、、って感じです。
ここにも世界からの応援メッセージが届いていました。

これは道の駅で買った「超超うまい」アイス最中。
ミルクが生ミルクって感じで濃厚!かつ地域の高校生の開発商品のようだ。な==んとなく生キャラメルのようなアイスのなかに海の味っぽいものがあり、昆布のようなものも入っている。
しかしうまい!!!!また食べたいものである。
FMわいわいは、95年の阪神淡路大震災直後に
神戸市に居住していた被災外国人に情報を提供することを主目的に
定住外国人市民と日本人市民により設立されたという経緯がある。
その経験から95年以後も地域での放送活動とともに
被災地へのその地域の言語だけではない情報支援というものを展開してきた。
FMYYの活動は神戸市長田区にあるたかとりコミュニティセンターの仲間達との
大きな連携で構成されている。
また世界的な災害で出会った様々な団体との大きなネットワークも形成されている。
その中のひとつがBHNテレコムである。
ここは放送通信の専門家集団であり
2004年のインド洋津波で被災したインドネシア、スリランカでの
FMYYが日本事務局を勤める世界コミュニティラジオ放送協議会との連携の中で支援を行った
現地のにコミュニティ放送局設置を支援したときに出会った。
その大きな力と経験とスキルをもった団体との出会いは、
その後のハイチでの同じく情報支援の現場での大きな力となった。
そのネットワークで今回は東北大震災での災害臨時FMへの支援に大きなお力をいただいている。
3月11日地震・津波発生した当日から、FMわいわいでは多言語での震災・津波情報を
多言語で地上波とインターネット配信を行った。
これはその後に続く原発に関連する情報も、正しい情報を得るため専門家のもとに赴き、
インタビューを行い、音声だけではなく、映像での配信も行ってきた。
またそれらのすべての人々が必要とするであろう(マスメディアでは流れない)情報を
毎日のように取りまとめ、日本語のみならず多言語での配信を行ってきた。
この配信は、ラジオ放送だけでなく、番組を通じたfacebook、インターネット配信
そしてホームページ上にテキストファイルと音声でもアップしてきた。
これらの多言語による翻訳や音声収録は、多言語センターFACILの翻訳通訳の登録者と
FMYYのネットワークによるボランティアで行っている。
その後現地の被災地にある既存コミュニティFM局や災害臨時FMなどのリサーチを行い
上記のBHNテレコム、人と未来防災センター、そしてFMながおかなどの協力を得て、
FMYYで流通科学大学の学生達の研修を行い、AMARCJapanのスタッフやFMYYスタッフを
順番に派遣して災害臨時FM局の開設準備、その後の放送業務支援などを行った。
その他世界NGOオックスファムJAPANとの連携の中、被災地対応のラジオを製作していただき
第一陣の支援チームが4月、ラジオ受信機4300台(オックスファム・ジャパンが調達)、
ノート PC10台、HDD10台(BHNテレコムが調達)などを配布したのを皮切りに、
必要とする岩手、宮城、福島の放送局や国際交流協会などの各地へ
ラジオ送付の手配をオックスファムJAPANに依頼、また現地の被災当事者の番組制作のための
機材セッティングや番組制作レクチャーなどを行っていくと共に、
その番組を配信してくれる現地での放送局を開拓している。
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110709t15024.htm
多言語による震災関連情報、童話や東北地方の昔話、被災者への
応援メッセージ等の放送用コンテンツを渡している。
今後も継続的に行う予定。(てなところでいかがでしょうか。。。)
また女川の蒲鉾本舗高政の販売、大槌町の被災されて女性子どもの手作り品販売
などなど被災地の商品販売促進を行っているので
販売経路を教えてくださるとうれしい。
by fmyykim
| 2011-07-14 02:06
| 市民メディア