2011年 08月 08日
岩手県大槌町のマスコット「おおちゃん」グッズ #471 |

FMわぃわぃからの情報支援のためのスタッフとして、多言語センターFACILの外国人支援の一員として、また関西学院大学「災害復興制度研究所」のプロジェクト「ジェンダーと災害復興」の研究員として被災地を訪れている。
様々な地域での出会いはたくさんあるが、大槌町での千田さんとの出会いは感慨深いものがる。
千田さんは国連難民高等弁務官事務所の専門職職員、世界各地の難民支援を行ってこられた。
何年も前FMわぃわぃで、世界の難民についてお話いただく機会もあった。
その方が今は大槌町で被災地支援のため力を尽くしていらっしゃる。その中の一つが、大槌町のマスコット「おおちゃん」を避難所、仮設に入っておられるお母さんたちが制作するというもの。

大槌町は町長はじめたくさんの町役場の方々が、町民避難の対応策を行うため、町役場と共に津波に巻き込まれ犠牲になられた。つまり町役場機能が失われてしまい、復興への時間がとまってしまった。
もちろんそれを取り返すべく、いろんな手当てが行われてきたが、その苦悩は想像に難くない。
東北の様々な地域で立ち上がった、自分たちの「まちの復興」を自分たちからの「声」で支援するという災害臨時FM。その最後にこの大槌にもFM局が出来ようとしている。
この「おおちゃん」もそれに合わせて、被災地グッズとしてデビューする。
ぜひぜひお買い求めくださるようお願いする次第です。
by fmyykim
| 2011-08-08 18:26
| 災害支援