2007年 04月 09日
春のおすすめ。。映画3連発!! #183 |
ふたつめは The LAST KING of SCOTLAND
多分みなさんも御存知のウガンダの独裁者、大虐殺をしたアミン大統領を主人公にしたアフリカの悲劇!これは30年前にあったホンマンの話で、しかも今も続くアフリカの搾取され続けてる現在の話でもある、、、てとこが重要だと気づかせてくれるところがすごい!1971年、スコットランドの医学校を卒業した能天気な白人医学生が、卒業旅行のように自分の医者と言う特権を精一杯感じれる国へと意気揚々と出かけるところから物語は始まる。
先進国の超近代的な病院なんか物ともせずアフリカ・ウガンダへやってくる。だって、彼は医者として、貧しく救われない可哀想な人々を助ける崇高な精神の持ち主だから。。。ひょんなことからウガンダの大統領の主治医になり、側近として彼の見たアフリカを愛する国民の中から生まれた大統領アミンが権力の魔術の中、殺戮を繰り返す狂気の魔王になってゆく様を描く。主演のフォレスト・ウィテガーの演技は人を引き付けずにはおれないアミン大統領の魅力を絶妙な演技出見せる。国民が熱狂してむかえた極貧の庶民の中から産まれ大統領。もしかしたらアミン本人も実は白人からの植民地政策からアフリカの尊厳を守る、、という純な心根からの出発であったかもしれない。。。。では一体何がこんな憎しみの連鎖を生んでいくのか・・・・
本当はこれを一番伝えたかった映画なんじゃないかと私は思う。殺戮・独裁者、、、なんてことを描くのではなく、この能天気で実に善良なジェームス・マカヴォイ演じるスコットランドのイケメンをフィクションで登場させたのは、こいつこそがヨーロッパをはじめとする植民地する国々で、こいつらがコチョコチョうれしそうにちょっかい出すおかげで、アフリカはどうにもならない憎しみと貧困の泥沼に落ちてゆく、、、。となると、この「無責任な好奇心の塊野郎」の一部には、この平和憲法のおかげでぬくぬく暮らす黄色い私たちも入っているわけで。。。
この映画の白い大統領の猿こと「スコットランド野郎」のような、甘いボランティア精神やもっと悪い無関心「知らなんだ、、、」なんてことが人を殺してゆく、独裁者を容認してゆくって事。アミンを生み出したのは先進国に住む私たちなんだって事が画面からジワジワ染み出してくるような映画でした。 この論理って一般的な選挙についても言えることだよね。
多分みなさんも御存知のウガンダの独裁者、大虐殺をしたアミン大統領を主人公にしたアフリカの悲劇!これは30年前にあったホンマンの話で、しかも今も続くアフリカの搾取され続けてる現在の話でもある、、、てとこが重要だと気づかせてくれるところがすごい!1971年、スコットランドの医学校を卒業した能天気な白人医学生が、卒業旅行のように自分の医者と言う特権を精一杯感じれる国へと意気揚々と出かけるところから物語は始まる。
先進国の超近代的な病院なんか物ともせずアフリカ・ウガンダへやってくる。だって、彼は医者として、貧しく救われない可哀想な人々を助ける崇高な精神の持ち主だから。。。ひょんなことからウガンダの大統領の主治医になり、側近として彼の見たアフリカを愛する国民の中から生まれた大統領アミンが権力の魔術の中、殺戮を繰り返す狂気の魔王になってゆく様を描く。主演のフォレスト・ウィテガーの演技は人を引き付けずにはおれないアミン大統領の魅力を絶妙な演技出見せる。国民が熱狂してむかえた極貧の庶民の中から産まれ大統領。もしかしたらアミン本人も実は白人からの植民地政策からアフリカの尊厳を守る、、という純な心根からの出発であったかもしれない。。。。では一体何がこんな憎しみの連鎖を生んでいくのか・・・・
本当はこれを一番伝えたかった映画なんじゃないかと私は思う。殺戮・独裁者、、、なんてことを描くのではなく、この能天気で実に善良なジェームス・マカヴォイ演じるスコットランドのイケメンをフィクションで登場させたのは、こいつこそがヨーロッパをはじめとする植民地する国々で、こいつらがコチョコチョうれしそうにちょっかい出すおかげで、アフリカはどうにもならない憎しみと貧困の泥沼に落ちてゆく、、、。となると、この「無責任な好奇心の塊野郎」の一部には、この平和憲法のおかげでぬくぬく暮らす黄色い私たちも入っているわけで。。。
この映画の白い大統領の猿こと「スコットランド野郎」のような、甘いボランティア精神やもっと悪い無関心「知らなんだ、、、」なんてことが人を殺してゆく、独裁者を容認してゆくって事。アミンを生み出したのは先進国に住む私たちなんだって事が画面からジワジワ染み出してくるような映画でした。 この論理って一般的な選挙についても言えることだよね。
by fmyykim
| 2007-04-09 23:22
| エンターテイメント