ＦＭピパウシを訪ねる旅 ～そこは、別世界！～＃227

今回のお宿は、平取町のアイヌ美人の女将の民宿「喜楽屋」、２３７号線ぞいに大きな看板が出ています。そこを50ｍほど入ると、新しくてたいへんきれいな民宿が見えます。まわりは馬の牧場。。。女将のお父様は二風谷ウタリの会会長さんだそうですが、御本人は歌えないそう。。残念ながら聞かせていただくことはできませんでした。晩御飯は手づくりの和食が中心。平取和牛のすき焼きもいただきました。なんと山で採れたというまったけのお吸い物つき！！


翌朝（もちろん廊下にも石油ファンストーブがたかれておりました）窓を開けるとなんとそこは牧場！！しかも牛ではなく、競走馬となるべく大切に育てられている馬の姿が。。。
白い息を吐きながら、霜の降りた牧草をはんでいる馬たちの姿に「やっぱりここはデッカイドウの北海道！」別天地に来た思いはひとしお。
このあたりの牧草は、日本全国のいろんな動物の飼料として生産されているそうです。かつ熊本あたりの馬刺しは、この北海道の競走馬になり損ねた馬たちだ、、、という意外な、しかしな～～～るほどと思うお話も聞きました。北海道と九州は、そういう意味で農産物による経済的流通が結構盛んに行われているそうです。