2009年 01月 31日
イスラエル=パレスチナ問題 #330 |
2009年1月31日「KOBEながたスクランブル」のゲスト
島根大学教員清末愛砂さんにおいでいただき「パレスチナ・ガザへのイスラエルの無差別攻撃」についてお聞きしました!
2009年1月31日「KOBEながたスクランブル」出演中
第1部:12:15-12:25 イスラエルについて。
なぜイスラエルはパレスチナ・ガザを爆撃するのか。
第2部:12:30-12:42 繰り返される「グランド・ゼロ」と命の「値段」がなぜ違うのか。
**ちなみにグランドゼロとは広島の被爆地をさす。
私たちの知っている世界の情報、これはもちろん世界だけでなく日本の情報でも同じことですが、情報というのはすべて編集がかかっているということを肝に銘じていなくてはなりません。
自分は、どうしてこの情報を知恵を自分のものとしているのか?
それを立ち止まって考えることが必要です。⇒いわゆるメディアリテラシー
YYで発信する場合、ここでも発信は「自分達からの発信」ですから、満ち溢れている情報はすべてが真実と言うわけではない、、注意深くその情報を読み解こうね!ということを、みなさんに伝えねばならないと再確認しました。
情報はけっしてテレビ、ラジオ、インターネット、新聞だけが正しいのではなく、それらを見比べて、「なぜか?」の心をもって、分析したり検証したりいろんな見方があることを知ること、そして最終的には自分の中に揺るがない「ものさし」を形成してゆくための努力は惜しんではならないと思いました。
島根大学教員 清末愛砂さん

~放送終了後、スタッフのためのワークショップ開催~
先日の1月31日のラジオワークショップは、土曜日の番組担当スタッフ中心で行われました。
清末さんのお話と映像(アルジャジーラのニューズ)や地図、写真を見せていただきながら
まずは中東の位置確認と、そこに住まいする人々の民族、人種、宗教について、お話いただきました。
そこでよく理解できたのは、宗教や民族などなど長い歴史の中で様々に絡み合って、難しくしているのは、そこに住んでいる人の本意ではなくということです。
もともとパレスチナという地域にすんでいた人々は、色んな宗教があり、いろんな民族、人種の人がいて、その人たちが違いを持ちながら、しかし共に住んでいた、、という事実を忘れたはならないということことでした。
ではなぜ今、血で血を洗うような悲惨なことになっているのか?
それを見極めなくてはならないということが浮き上げてきました。
ヨーロッパでは、ユダヤ人迫害の歴史が大きく人々の心にトラウマとなって残っています。
第二次大戦のあと、その後始末のようにイスラエルという国が1948年に、設立されました。
←もともと植民地だったところが独立してと言うのとは違って、全く新に創った
←誰が創ったの?と言うところも重要です。
そしてその建国から60年間、様々悲惨な紛争は起こり続けているが、2008年12月27日から
2009年1月3日までのイスラエルのガザ地区への攻撃は、紛争と言うより虐殺・殺戮の態をなしている!しかし西洋人社会からはイスラエルを非難する声は中々上がってはいない!
それはなぜか?ということを深く考えさせられるワークショップであり、そこに日本に住まいする自分達は何ができるのか?ということを考え行動しなくてはならないと思いました。
ニュースを鵜呑みにするのではなく、このようなことが起これば、「憎しみ」だけが残るということを声を大にして言い続ける必要があります。
多くの友達がパレスチナにいる清末さんは、ガザの地に行かなくてはならない!とおっしゃっていました。現地に行けば、自分の知っているまちが、そして友人達が、どんな悲惨なことになっているか想像に難くない為、それを実際に見ることに大きな恐怖を感じつつ、しかし行かなくてはならないと決心されているようでした。
その地に友人がいる!ということは大きなことです。そして私は友人がいる清末さんと出会ったことで、パレスチナ=イスラエル問題は人事ではなくなったのです。
島根大学教員清末愛砂さんにおいでいただき「パレスチナ・ガザへのイスラエルの無差別攻撃」についてお聞きしました!

2009年1月31日「KOBEながたスクランブル」出演中
第1部:12:15-12:25 イスラエルについて。
なぜイスラエルはパレスチナ・ガザを爆撃するのか。
第2部:12:30-12:42 繰り返される「グランド・ゼロ」と命の「値段」がなぜ違うのか。
**ちなみにグランドゼロとは広島の被爆地をさす。
私たちの知っている世界の情報、これはもちろん世界だけでなく日本の情報でも同じことですが、情報というのはすべて編集がかかっているということを肝に銘じていなくてはなりません。
自分は、どうしてこの情報を知恵を自分のものとしているのか?
それを立ち止まって考えることが必要です。⇒いわゆるメディアリテラシー
YYで発信する場合、ここでも発信は「自分達からの発信」ですから、満ち溢れている情報はすべてが真実と言うわけではない、、注意深くその情報を読み解こうね!ということを、みなさんに伝えねばならないと再確認しました。
情報はけっしてテレビ、ラジオ、インターネット、新聞だけが正しいのではなく、それらを見比べて、「なぜか?」の心をもって、分析したり検証したりいろんな見方があることを知ること、そして最終的には自分の中に揺るがない「ものさし」を形成してゆくための努力は惜しんではならないと思いました。


~放送終了後、スタッフのためのワークショップ開催~
先日の1月31日のラジオワークショップは、土曜日の番組担当スタッフ中心で行われました。
清末さんのお話と映像(アルジャジーラのニューズ)や地図、写真を見せていただきながら
まずは中東の位置確認と、そこに住まいする人々の民族、人種、宗教について、お話いただきました。
そこでよく理解できたのは、宗教や民族などなど長い歴史の中で様々に絡み合って、難しくしているのは、そこに住んでいる人の本意ではなくということです。
もともとパレスチナという地域にすんでいた人々は、色んな宗教があり、いろんな民族、人種の人がいて、その人たちが違いを持ちながら、しかし共に住んでいた、、という事実を忘れたはならないということことでした。
ではなぜ今、血で血を洗うような悲惨なことになっているのか?
それを見極めなくてはならないということが浮き上げてきました。
ヨーロッパでは、ユダヤ人迫害の歴史が大きく人々の心にトラウマとなって残っています。
第二次大戦のあと、その後始末のようにイスラエルという国が1948年に、設立されました。
←もともと植民地だったところが独立してと言うのとは違って、全く新に創った
←誰が創ったの?と言うところも重要です。
そしてその建国から60年間、様々悲惨な紛争は起こり続けているが、2008年12月27日から
2009年1月3日までのイスラエルのガザ地区への攻撃は、紛争と言うより虐殺・殺戮の態をなしている!しかし西洋人社会からはイスラエルを非難する声は中々上がってはいない!
それはなぜか?ということを深く考えさせられるワークショップであり、そこに日本に住まいする自分達は何ができるのか?ということを考え行動しなくてはならないと思いました。
ニュースを鵜呑みにするのではなく、このようなことが起これば、「憎しみ」だけが残るということを声を大にして言い続ける必要があります。
多くの友達がパレスチナにいる清末さんは、ガザの地に行かなくてはならない!とおっしゃっていました。現地に行けば、自分の知っているまちが、そして友人達が、どんな悲惨なことになっているか想像に難くない為、それを実際に見ることに大きな恐怖を感じつつ、しかし行かなくてはならないと決心されているようでした。
その地に友人がいる!ということは大きなことです。そして私は友人がいる清末さんと出会ったことで、パレスチナ=イスラエル問題は人事ではなくなったのです。
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by fmyykim
| 2009-01-31 19:19
| ラジオ局